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「2019年度 省エネ大賞」(省エネ事例部門)資源エネルギー庁長官賞を受賞しました

2019年12月23日

本日、当社の熱供給センター全18地区における「『エネルギー収支フロー』を活用した熱供給プラント効率向上への挑戦」が、一般財団法人省エネルギーセンターが主催する「2019年度省エネ大賞」の省エネ事例部門において、「資源エネルギー庁長官賞」を受賞することが決定しました。

当社が本賞を受賞するのは平成28年度に「経済産業大臣賞」「省エネルギーセンター会長賞」をダブル受賞してから3件目となります。

省エネ大賞は、事業者や事業場等において実施した他者の模範となる優れた省エネ取り組みや、省エネルギー性に優れた製品並びにビジネスモデルを表彰するもので、経済産業省の後援のもと毎年行われています。

 ※詳しくは、下記の省エネルギーセンターのホームページをご覧ください。

https://www.eccj.or.jp/bigaward/winner19/index.html

 

このたび受賞した省エネルギーの取り組みは下記のとおりです。

件名:「エネルギー収支フロー」を活用した熱供給プラント効率向上への挑戦

内容:全18地区の熱供給プラントにおいて、2016年から3年計画で、震災後停滞気味だったプラント効率のさらなる向上、省エネの深掘りに挑戦しました。          

新たな取り組みとして、「効率管理担当者会議」を核とした効率的な省エネ活動体制を整え、全プラントにおいては、プラント内に設置されている様々な計量器のデータに基づき作成した「エネルギー収支フロー」をもとに、ロスやムダの特定とその原因調査・分析、改善を所員全員で実施するとともに、本店および支店では、計測チームによるさらなるデータ測定、設備改修特別枠(チャレンジ枠)の予算化、定例連絡会の開催、社内表彰等で支援を行いました。これらの取り組みと設備更新等により、全プラントの効率は、3年前と比べ、約6%の向上となるCOP1.20となりました。

 

当社は、今後も電気式システムであるからこそ実現できるトップ水準の高効率・低炭素の熱の供給とともに、もう一歩先の「熱と電気の一体供給」、「CO2フリー熱の供給」など、都市のBCP、脱炭素化に一層貢献できるよう、本受賞をステップとして、さらなる努力を続けてまいります。